【市場反応】米9月ミシガン大消費者信頼感や期待インフレ率が予想下振れ、ドル買い後退

2022年9月16日 23:24

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記事提供元:フィスコ

*23:24JST 【市場反応】米9月ミシガン大消費者信頼感や期待インフレ率が予想下振れ、ドル買い後退
米9月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は59.5と、8月58.2から上昇し4月来の高水準となったが、予想を下回った。米連邦準備制度理事会(FRB)注目の同指数の1年期待インフレ率速報値は4.6%と、予想通り8月4.8%から低下し1年ぶり低水準となった。5-10年期待インフレ率速報値は2.8%と、予想外に8月2.9%から低下し、昨年7月来で最低となった。

予想を下振れた結果を受けて9月連邦公開市場委員会(FOMC)での1%利上げ観測が緩和。米国債相場も売りが一段落し、10年債利回りは3.49%から3.43%まで低下。ドル買いも一服した。ドル・円は143円35銭から142円93銭まで下落。ユーロ・ドルは0.9954ドルから1.000ドルまで上昇した。ポンド・ドルは1.1380ドルから1.1427ドルまで上昇。

【経済指標】
・米・9月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:59.5(予想:60.0、8月:58.2)
・米・9月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:4.6%(予想4.6%、8月:4.8%)
・米・9月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:2.8%(予想2.9%、8月:2.9%)《KY》

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