東急百貨店吉祥寺店、10月14日にリニューアルオープン 「#ワークマン女子」登場

2022年9月15日 07:40

印刷

#ワークマン女子の売り場イメージ(東急百貨店発表資料より)

#ワークマン女子の売り場イメージ(東急百貨店発表資料より)[写真拡大]

 東急百貨店吉祥寺店(東京都武蔵野市吉祥寺本町)は、コロナ禍で変化した消費者のニーズに対応するため、今春から3段階に分けて改装を続けてきたが、すべての改装が終了するのに伴って10月14日にリニューアルオープンする。最終段階の改装では5階を「生活アップデートフロア」と位置づけ、レディース商品の「#ワークマン女子」が初めて百貨店に出店する。

 東急百貨店吉祥寺店は1974年、吉祥寺駅北口の吉祥寺名店会館跡地で開業した。地下2階、地上9階建てで、売り場面積約3万2,000平方メートル。周辺にあった伊勢丹吉祥寺店、近鉄百貨店東京店など他の百貨店が閉店する中を生き残り、吉祥寺エリア、武蔵野市唯一の百貨店として市民に親しまれてきた。

 新型コロナウイルス感染拡大で消費者のニーズが大きく変化したのに対応するため、今春から3段階に分けて改装に着手。5月の第1弾は消費者の環境意識の高まりに合わせ、オーガニックコットンを使用したブランドなど4店舗を6階の子ども服売り場に誘致するとともに、8階の一部をリニューアルした。

 7、8月の第2弾では、2、3階の紳士服ブランドを入れ替え、計6ブランドが新登場した。それに続けて9月には「ポロラルフローレン」がオープンしたほか、10月に「ポール・スミス」が登場する。

 最終段階は5階を生活アップデートフロアとして全面リニューアル。#ワークマン女子が初めて百貨店に出店するのに加え、家電の「ノジマ」がデジタル家電専門店として登場。ブランドスニーカーの「ABCマートグランドステージ」、カジュアルシューズの「ABCマート」、雑貨の「スリーコインズプラス」がオープンする。(記事:高田泰・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事