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「I’m tired」ばかりじゃない! 「疲れた」を意味するイギリス英語
自分がどう思っているか、どう感じているかを表現しなければならないシチュエーションは、英語に限らず人との会話で避けては通れない。もちろん英会話においても重要なため、難しい単語より、まずは感情や感覚を表す言葉を重点的に覚えたい。
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今回は、「疲れた」という意味のイギリス的なフレーズをいくつか例文付きで紹介しよう。「疲れた」と言うと「I’m tired」が思いつくかもしれないが、実はそれ以外にもさまざまな表現があるのだ。
■zonked
「zonked」とは、とても疲れていることを意味するスラングである。起源は定かではないが、もとは擬音語的な表現のようで、1950年ごろから使われ始めたと言われている。
「exhausted」と似たような意味だが、「zonked」と言う時は、横になって枕に頭がついた瞬間に眠りに落ちるぐらい疲れているというイメージに近い。へとへとに疲れた時に使うとよいだろう。
- Are you ok?
- I’m just zonked after 8 hours of traveling.
■knackered
「knackered」も「zonked」と同じような意味のスラングだが、単に疲れたというだけでなく、仕事やエクササイズの後などに感じる肉体的な疲労を表すことも多い。もともとは馬に対して使われていた言葉で、イギリス特有のスラングだが、オーストラリアやニュージランド、アイルランドなどでも使われている。
- I was very knackered after work.
■dozing off
「dozing off」も非常に疲れていることを表すフレーズだが、「zonked」や「knackered」とは少々異なる意味合いを持つ。単にとても疲れていることを表すのではなく、疲労のあまり起きていられない、日本語の「寝落ちする」にニュアンス的には近いだろう。
たとえば、夜遅くまでテレビを見ていて、眠さのあまり目が開けていられない、気がついたらウトウトしていたといった時に使う。
- I can’t keep my eyes open, I keep dozing off.(記事:ムロタニハヤト・記事一覧を見る)
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