後場の日経平均は167円高でスタート、東京電力HDや三菱重などが上昇

2022年8月25日 13:09

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記事提供元:フィスコ

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28480.54;+167.07TOPIX;1975.68;+8.50


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比167.07円高の28480.54円と、前引け(28471.61円)からやや上げ幅を広げてスタート。ランチタイム中の225先物は28440円~28470円のレンジで横ばい。ドル・円は1ドル=136.70~80円と午前9時頃から20銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況では上海総合指数が小じっかり。時間外取引のナスダック100先物が堅調に推移する中、後場の日経平均も堅調に始まった。ただ、明日の夜には米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で講演する予定で、模様眺めムードも一段と強まっており、28500円手前では上値の重い展開となっている。

 セクターでは医薬品、金属製品、保険が上昇率上位に並んでいる一方、小売、証券・商品先物、陸運が下落率上位に並んでいる。東証プライム市場の売買代金上位では東京電力HD<9501>、三菱重<7011>、第一三共<4568>、東エレク<8035>、ダブル・スコープ<6619>、レノバ<9519>、エムスリー<2413>などが高い。大阪チタ<5726>、日立金属<5486>は急伸している。一方、日本電産<6594>が下落しており、ソニーG<6758>、信越化<4063>、リクルートHD<6098>などが軟調。《CS》

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