ダイハツ、新型「タント」の情報を先行公開 「タント ファンクロス」も追加

2022年8月24日 11:30

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「タント カスタムRS」(画像: ダイハツ工業の発表資料より)

「タント カスタムRS」(画像: ダイハツ工業の発表資料より)[写真拡大]

  • タント ファンクロスターボ

 ダイハツ工業は22日、2022年秋にマイナーチェンジを予定している新型「タント」の情報を先行公開した。合わせて、「タント ファンクロス」の追加も発表された。

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■新型「タント」概要

 新型「タント」は、「タントカスタム」に大幅なテコ入れを行っており、主にフロントフェイスに変更が見られる。リヤに関しては大きな変更はないといってもよさそうだ。

 フロントフェイスでは、ヘッドランプ形状を小型化。それに伴い現行タントカスタムではボンネット下からフロントバンパー下まで一体であったグリルが、上下に分かれる形になった。

 ヘッドランプの輪郭線に合わせてアッパーグリルがつけられている。アッパーグリルの上側にあったメッキモールに関しても、ヘッドランプ内の加飾にあわせて細くなっておりスマートさを感じさせる。ロアグリルに関しても輪郭線にメッキモールが装着されており、豪華さを醸し出すようになった。

 バンパー形状も変更されフォグランプの位置も少し上に上がってきた。さらに写真を見たところでいうと、バンパーも少し前方に張り出しているように見え、若干ではあるが全長も伸びたのではないだろうか。

■追加モデル「タント ファンクロス」

 タント ファンクロスは、拡大するアクティブ系スーパーハイトワゴン市場に投入されるモデルとなりそうだ。ボディ形状もアウトドア方向にデザインされており、アッパーグリル、フロントバンパーなどの形状がタント、タントカスタムとは全然違うといってもいい。リヤに関しても、バンパーにブラック加飾を施すなどしてアクティブかつ武骨なアウトドアギアであることを示している。

 インテリアに関しては、タントカスタムがベースとなっており、そこに後席用の防水加工シートバックを採用。使いやすさ向上アイテムとしてUSBソケット(後席右側1口)などもついている。

 ラインアップは、ファンクロスターボ、ファンクロスの2種類を用意。ボディカラーも、サンドベージュメタリックなどモノトーンから、ブラックマイカメタリック×フォレストカーキメタリックのツートンカラーまで、多数用意されている。(記事:キーパー・記事一覧を見る

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