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札幌市のサッポロファクトリー第4駐車場、複合商業施設として再開発へ
複合商業施設の外観イメージ(サッポロ不動産開発発表資料より)[写真拡大]
サッポロ不動産開発は、札幌市中央区の創成イーストエリア(中央区北4条東)で店舗とオフィスの複合商業施設建設を決めた。複合商業施設「サッポロファクトリー」の第4駐車場として5月まで利用していた区画を再開発するもので、2030年度の北海道新幹線札幌延伸を控え、札幌市中心部と創成イーストエリアをつなぐ拠点として2024年8月にグランドオープンさせる計画。
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新しい複合商業施設の名称は「サッポロ不動産開発N4E4ビル(仮称)」。約4,500平方メートルの区画に鉄骨、一部鉄筋コンクリート地下1階、地上8階建て延べ約1万4,000平方メートルの施設を建てる。出店する店舗やオフィスの概要は明らかにされていないが、低層階を店舗、高層階をオフィスとする方針。施設の完成は2024年5月になる見込み。
近くにある約160の店舗が出店するサッポロファクトリーと連動。休日ににぎやかなイベントを開催できる屋外大型広場、天候に左右されずにだれもが利用できる屋内スペース、幅が広く花と緑で彩られた通路なども併せて整備し、地域の利便性向上、にぎわいの創出に寄与する。
創成イーストエリアは札幌市の中心部を流れる創成川東側の区域。もとはサッポロビール札幌工場など工場や倉庫が並ぶものづくりの街だったが、札幌市が第2次都市まちづくり計画の対象としたこともあり、商業開発と複数のマンション計画が進んでいる。その結果、人口が過去10年余りで約2倍に増えているという。
施設の予定地はサッポロファクトリー北側で、JR札幌駅から歩いて15分ほどの札幌市中心部の一角ともいえる場所にある。サッポロ不動産開発は札幌市がまとめた「都心における開発誘導方針」に基づき、北海道新幹線延伸に伴う周辺環境の変化を見越した施設にする。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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