14日の日本国債市場概況:債券先物は149円23銭で終了

2022年7月14日 16:57

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記事提供元:フィスコ

*16:57JST 14日の日本国債市場概況:債券先物は149円23銭で終了
<円債市場>
長期国債先物2022年9月限
寄付149円28銭 高値149円32銭 安値149円07銭 引け149円23銭
売買高総計13152枚

2年 438回 -0.070%
5年 153回 0.030%
10年 367回 0.230%
20年 180回 0.895%

債券先物9月限は、149円28銭で取引を開始。前日NY市場での米国の急速な利上げ観測による景気後退懸念を受けた金利低下にともない買いが先行し、149円32銭まで上げた。その後、財務省の20年債入札の結果は順調との見方だったが、予想通りということか円安進行もあってか売りが一時強まり、149円07銭まで下げた。そこからは押し目買いで反発したが、再び149円32銭で上げ止まった。現物債の取引では、2年債、5年債、10年債が売られ、20年債が買われた。

<米国債概況>
2年債は3.20%、10年債は2.97%、30年債は3.14%近辺で推移。
債券利回りは上昇。(気配値)

<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は1.23%、英国債は2.12%、オーストラリア10年債は3.40%、NZ10年債は3.65%。(気配値)


[本日の主要政治・経済イベント]
・18:00 欧州委員会夏季経済予測
・21:30 米・6月生産者物価指数(前月比予想:+0.8%、5月:+0.8%)
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:23.5万件、前回:23.5万件)
・24:00 ウォラー米FRB理事討論会参加(経済見通し)《KK》

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