日経平均VIは小幅に低下、株価の方向感定まらず市場心理も一方向に傾かず

2022年6月22日 13:51

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記事提供元:フィスコ

*13:51JST 日経平均VIは小幅に低下、株価の方向感定まらず市場心理も一方向に傾かず
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比-0.06(低下率0.25%)の23.94と小幅に低下している。なお、今日ここまでの高値は24.41、安値は23.77。

昨日の米株式市場で主要指数がが大幅に上昇した流れを引き継ぎ、今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。ただ取引開始後は上値が重く、日経225先物は下げに転じ、その後は小幅に下げた水準で方向感の定まらない動きとなっている。こうした値動きから、市場心理も一方向に大きく傾きにくく、日経VIは昨日の水準をはさんだ動きとなっている。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。《FA》

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