日経平均テクニカル:反発、遅行線弱気も大勢は買い手優位

2022年6月1日 18:15

印刷

記事提供元:フィスコ

*18:15JST 日経平均テクニカル:反発、遅行線弱気も大勢は買い手優位
6月1日の日経平均は反発した。プラス圏での寄り値を本日安値にほぼ高値引け。ローソク足は「陽の丸坊主」に近い形状を描き、強い買い圧力を窺わせた。一目均衡表では遅行線の弱気シグナル発生で三役好転が崩れた。しかし、応当日株価は本日をピークに下降していくため、明日2日以降は遅行線の強気回復で再度の三役好転が予想される。本日終値が雲上限との乖離幅を広げるとともに、転換線が上向きで引けているため、大勢での買い手優位は揺らいでいない模様だ。ほぼ横ばいの25日移動平均線との上方乖離率は2.84%(昨日2.16%)と過熱ラインの5%までには余裕があり、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は98.34%(昨日95.84%)と中立圏中央を下回っているため、上値余地は大きいとみられ、4月21日の戻り高値27580.64円クリアとその後の上昇継続への展望が開けてきた格好だ。《FA》

関連記事