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米国株見通し:弱含みか、中国の不透明感で売り先行
記事提供元:フィスコ
*14:03JST 米国株見通し:弱含みか、中国の不透明感で売り先行
(13時50分現在)
S&P500先物 4,075.40(-13.5)
ナスダック100先物 12,492.60(-71.5)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は80ドル安。NY原油先物(WTI)は高止まり、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
17日の主要3指数は大幅高。寄り付きから強含み、ダウは431ドル高の32654ドルと3日連続で上値を伸ばした。この日発表された小売売上高は予想と一致したほか、前月分の上方修正で旺盛な消費が示された。一方、経済紙主催のイベントでパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は金融正常化の方針を改めて強調。ただ、市場が警戒していた利上げ幅拡大には言及せず、引き締め加速による懸念の後退で買いが優勢となった。
本日は弱含みか。中国の不動産の低迷が報じられ、先行き不透明感から警戒の売りが先行しそうだ。また、今晩の住宅関連指標は前月を下回るとみられ、17日のNAHB住宅市場指数の低調な内容と合わせ回復持続の期待を後退させる見通し。FRB議長の前日の見解は、引き締め加速による景気への過度な懸念を弱めた。ただ、6月の連邦公開市場委員会(FOMC)に向け金融正常化の方針を崩しておらず、金利先高観が売りを誘発する可能性もある。《TY》
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