日経平均VIは低下、株価底堅く警戒感がひとまず緩和

2022年4月26日 13:51

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記事提供元:フィスコ


*13:51JST 日経平均VIは低下、株価底堅く警戒感がひとまず緩和
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比-2.17(低下率7.92%)の25.23と低下している。なお、今日ここまでの高値は26.58、安値は25.17。

昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇した流れを引き継ぎ、今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。市場では、ウクライナでの戦闘激化や中国での新型コロナ感染拡大などが引き続き懸念され、市場心理が悪化しやすくなっているが、今日は日経225先物が取引開始後も底堅い動きとなっていることから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードがひとまず緩み、日経VIは昨日の水準を下回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。《FA》

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