日経VI:低下、株価底堅く推移し警戒感が後退

2022年4月19日 16:00

印刷

記事提供元:フィスコ


*16:00JST 日経VI:低下、株価底堅く推移し警戒感が後退
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は19日、前日比-1.00(低下率4.40%)の21.72と低下した。なお、高値は22.55、安値は21.63。今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。取引開始後は日経225先物が売りに押され、日経VIは低下幅を縮める場面もあったが、株価の下値を売り急ぐ動きは見られず、株価は次第に底堅い推移となった。こうした値動きもあり、市場では安心感が広がり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退し、今日の日経VIは終日、昨日の水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。《FA》

関連記事