概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反発、連日の下落で値ごろ感が強まり

2022年4月18日 09:10

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記事提供元:フィスコ


*09:10JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反発、連日の下落で値ごろ感が強まり
【ブラジル】
休場

【ロシア】MOEX指数 2424.99 +0.84%
15日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比20.26ポイント高(+0.84%)の2424.99で取引を終了した。2,353.13から2431.91まで上昇した。

売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。一方、指数の上値は重い。多くの海外市場がこの日休場となったため、積極的な買いは手控えられたもようだ。また、欧米が対ロシア制裁を緩めていないことも引き続き圧迫材料となった。

【インド】
休場

【中国本土】上海総合指数 3211.24 -0.44%
15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.40ポイント安(-0.44%)の3211.24ポイントと反落した。

利益確定の売りに押される流れ。上海総合指数は前日に1.22%上昇し、節目の3200ポイントを回復していた。新型コロナウイルスの感染拡大や「ゼロコロナ政策」の継続で、景気悪化の懸念も高まっている。上海のロックダウン(都市封鎖)は2週間続いているものの、新規感染者は2万人を連日超えている状況だ。中国の習近平・国家主席は13日、視察先の海南島で、ゼロコロナ政策の堅持を改めて表明している。《CS》

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