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世界最古のベレムナイト化石、宮城県で発見 定説が変わる可能性
記事提供元:スラド
広島大学と東北大学の研究チームは1日、宮城県南三陸町でイカに似た古代生物「ベレムナイト」の化石を発見したと発表した。ベレムナイトは中生代を代表するイカに似た海洋生物。発見された化石は前期三畳紀の約2億4800万年前の地層から発掘されており、従来の出現時期より1000万年程度古く世界最古のものになるとしている。広島大学から提供を受けて東北大学総合学術博物館側が調査分析したところ、ベレムナイトの新種と判明したという。発見場所の東北地方と新属新種のホロタイプ標本の採集者である高泉幸浩氏の名前にちなみ「トウホクベルス・タカイズミイ」と命名されたという。これまでベレムナイトの起源はヨーロッパが定説とされていたが、この発見により東アジアで誕生し、世界の海に広まった可能性が高まったとしている(東北大学総合学術博物館リリース、河北新報、日経新聞)。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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