日経平均VIは前日終値近辺、株価底堅く警戒感の広がりは限定的

2022年4月5日 13:52

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記事提供元:フィスコ


*13:52JST 日経平均VIは前日終値近辺、株価底堅く警戒感の広がりは限定的
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比-0.08(低下率0.43%)の18.64と小幅に低下している。なお、今日ここまでの高値は19.25、安値は18.56。

昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は寄付き時点こそ買いが先行し、日経225先物は上昇して始まったが、取引開始後は売りに押され展開となり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードがやや広がり、午前の時間帯は日経VIは昨日の水準を上回って推移する時間が長かった。ただ、その後、株価の下値が堅く、警戒感の広がりは限定的で、日経VIは昨日の水準近辺での動きとなっている。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。《FA》

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