11日のNY市場は続落

2022年3月12日 10:34

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;32944.19;-229.88Nasdaq;12843.81;-286.15CME225;24905;-185(大証比)

[NY市場データ]

11日のNY市場は続落。ダウ平均は229.88ドル安の32,944.19ドル、ナスダックは286.15ポイント安の12,843.81で取引を終了した。ロシアのプーチン大統領がウクライナとの停戦交渉で前向きな動きがあると発言したとの報道で、停戦期待から寄り付き後上昇。しかし、3月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想を下回ったほか、欧州訪問中のハリス副大統領やウクライナ外相がプーチン大統領が外交手段に前向きな姿勢は見られないと報道を否定したため停戦期待が後退し上げ幅を縮小。バイデン大統領が追加制裁を発表したほか、3月連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げを警戒した売りも強まり、引けにかけて下げに転じた。セクタ—別では自動車・自動車部品の下落が目立った。シカゴ日経225先物清算値は大阪比185円安の24905円。ADR市場では、対東証比較(1ドル117.29円換算)でソニーG<6758>、ソフトバンクG<9984>、三井住友<8316>などが下落した一方、コマツ<6301>、オリンパス<7733>、丸紅<8002>などは上昇するなど、まちまちの展開。《YN》

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