富士通が反発、「人事施策」による650億円の営業費用など前向きに受け止める

2022年3月9日 11:25

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■主に50歳以上の幹部社員などに退職金の特別加算など実施

 富士通<6702>(東1)は3月9日、反発基調で始まり、取引開始後は7%高に迫る1万6220円(1060円高)まで上げ、下値圏から大きく出直っている。8日15時、今3月期の連結営業利益の予想の下方修正などを発表し、その要因として「人事施策」による65,000百万円の営業費用を盛り込むとし、前向きの出費と受け止められている。

 同社および同社の国内グループ会社に所属する主に50歳以上の幹部社員(正規従業員、定年後再雇用従業員)で応募者(3031名)に退職金に特別加算を実施し、再就職支援会社を通じた再就職支援サービスを提供するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【どう見るこの株】アオイ電子は業績上方修正を見直し突っ込み買いも一考余地(2021/08/15)
【特集】9月末に株式分割の権利付き最終日を迎える銘柄に注目(2021/08/30)
【特集】残りの夏相場は秋相場に備えて「オータニさ~ん」関連株などの癒し系投資も一法(2021/08/23)
【どう見るこの株】安江工務店は21年12月期2Q累計順調で通期上振れの可能性(2021/08/12)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事