10日のNY市場は下落

2022年2月11日 07:01

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;35241.59;+526.47Nasdaq;14185.64;+304.73CME225;27385;-315(大証比)

[NY市場データ]

10日のNY市場は下落。ダウ平均は526.47ドル安の35241.59ドル、ナスダックは304.73ポイント安の14185.64で取引を終了した。1月消費者物価指数(CPI)が40年ぶり最大の伸びを記録したため、金利の上昇を警戒し、寄り付き後、下落。好調な企業決算を好感し、一時下げ幅を縮小した。しかし、セントルイス連銀のブラード総裁が3月連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅な利上げ支持を表明すると、金利高を嫌った売りが加速し、引けにかけて下げ幅を大幅拡大。セクター別では特に半導体・同製造装置、不動産の下落が目立った。シカゴ日経225先物清算値は大阪比315円安の27385円。ADRの日本株はセコム<9735>が堅調な他は、ソニーG<6758>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、HOYA<7741>、富士通<6702>、エーザイ<4523>、日東電<6988>など対東証比較(1ドル116.01円換算)で全般軟調。《FA》

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