ミクシィ、モバイルウォレット「6gram」を「MIXI M」へ名称変更

2022年2月7日 20:43

印刷

記事提供元:スラド

caret 曰く、 株式会社ミクシィは2月3日、自社が提供するモバイルウォレットアプリ "6gram"(ロクグラム)のサービス名称を "MIXI M"(ミクシィエム)へ変更した(株式会社ミクシィのプレスリリース via PR TIMES, Impress Watch, CNET Japan, マイナビニュース)。

6gram は、クレジットカードや銀行口座から残高をチャージしてバーチャルカードを利用できるプリペイド型のキャッシュレス決済サービスとして2019年に招待制でサービスを開始した。2021年6月には半透明仕様のリアルカードの発行を開始し(現在は新規発行を停止中)、同年12月に招待制を終了した。
今後は、既存のアプリとリアルカードが連携した「一体型」のキャッシュレス決済サービスに加え、決済・個人データ・ID認証を管理する統合プラットフォームとして展開する。また、一部の決済機能はブラウザでも利用可能になる。

このうち、「ID認証」機能では、MIXI M に対応したサービスで同アカウントにログインすることで、サービスごとに都度アカウントを作成する必要なく、スムーズにサインアップ、ログインを行うことが可能になる。現時点では "TIPSTAR" と "PIST6" が対応サービスとなる。
「アセット管理」では、 MIXI M に登録した氏名や住所などの個人データやウォレット残高などのアセットを、ユーザーの同意により対応サービスに連携することが可能。また、本人確認が必要なサービスにおいて、既に MIXI M にて本人確認済である場合には連携することで、サービスごとに本人確認書類などの個人情報の提出が不要となる。また、今後は2022年第二四半期を目途に、データアセット (NFT) の管理機能の追加を予定する。
同時期には、MIXI Mリアルカードの提供も開始する予定としている。

同社は「これまでの決済機能に加え、ID認証やアセット管理などを拡充することで、様々なサービス間での連携や個人データのサービスを跨いだ利用など、決済以外の領域でのベネフィット創出を目指していく」としている。

 スラドのコメントを読む | YROセクション | 日本 | ビジネス | お金 | プライバシ

 関連ストーリー:
mixi、東証一部上場に 2020年06月18日
スマホゲームを提供する国内各社、厳しい決算 2019年02月21日
2016年のスマホアプリ収益トップは中国のTencent、日本トップはmixi 2017年03月09日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事