バイク王&カンパニー 「従業員向け株式給付信託」を導入

2022年1月28日 17:50

印刷

記事提供元:フィスコ


*17:50JST バイク王&カンパニー---「従業員向け株式給付信託」を導入
バイク王&カンパニー<3377>は26日、同社及び同社グループ会社の従業員を対象とした「従業員向け株式給付信託」を導入することを発表。

同社は、「プライム市場」への上場を目指す上で、中長期的な業績の向上および企業価値の増大への従業員の貢献意欲や士気を高めることを目的としたインセンティブ・プランの一環として、同制度を導入する。

同制度は、同信託が同社株式を取得し、株式給付規程に基づき、一定の受益者要件を満たした従業員に対し、同社株式および株式の時価相当額の金銭を給付する仕組み。同社は、従業員に業績評価等に応じてポイントを付与し、一定の受益者要件を満たした場合に、ポイントに応じた株式等を給付する。同信託設定に係る金銭は全額を同社が拠出する。

同信託の受託者はりそな銀行で、日本カストディ銀行が再信託受託者となる。同社普通株式450,000株(総額3.45億円)を、同社の自己株式処分を引き受ける方法により、2月14日(予定)に取得する。

同制度の導入により、従業員は、同社の株価上昇による経済的利益を収受することができるため、株価を意識した業績向上への勤労意欲を高める効果が期待できる。また、同信託の株式についての議決権行使は、受益者要件を満たす従業員の意思が反映されるため、従業員の経営参画意識を高める効果が期待できるとしている。《ST》

関連記事