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米国株見通し:上げ渋りか、金融正常化で買いを抑制
記事提供元:フィスコ
*14:08JST 米国株見通し:上げ渋りか、金融正常化で買いを抑制
(14時00分現在)
S&P500先物 4,341.00(+14.5)
ナスダック100先物 14,109.80(+106.7)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は100ドル高。NY原油先物(WTI)も持ち直し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
27日の主要3指数は軟調。ナスダックは再びマイナスに転じたほか、3日続落のダウは買いが続かず7ドル安の34160ドルで取引を終えた。この日発表された10-12月期国内総生産(GDP)は前期比年率+6.9%と高成長を示したほか、新規失業保険申請件数の減少で雇用情勢の改善が鮮明に。強い経済指標が好感され、序盤は買いが先行。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)の金融正常化が意識され、売りが強まった。
本日は上げ渋りか。前日発表されたアップルの好業績が好感され、割安感の生じたハイテク株を中心に買戻しが強まり相場をけん引しそうだ。原油相場が持ち直し、決算発表のシェブロンなどが注目される。ただ、今晩の米コアPCE価格指数は高水準と予想され、FRBの積極的な引き締め方針を後押しする材料になりやすい。金利先高観も強まり、買いは抑制されよう。また、週末を控え、まとまった買いは想定しにくい。《TY》
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