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BBSジャパン、F1にホイール独占供給へ NASCARにも 22年シーズンから
(画像: 前田工繊の発表資料より)[写真拡大]
BBSジャパンは、2022年シーズンから 4年間、自動車レースの最高峰であるFormula 1にホイールをワンメイク供給すると発表した。また北米におけるトップカテゴリーレースのNASCARでも、コンペティションパートナーとして3年間の独占供給する。
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独特のメッシュデザインでセンターキャップに大きくBBSと書かれたホイールは、クルマ好きにとって昔から憧れのホイールの1つである。国産自動車メーカーも純正採用しクルマの商品価値を高めるアイテムにするなど、ホイールブランドとしての人気度は高い。
2022年シーズンから、F1の車両規定が大幅に改定された。タイヤはピレリ製18インチの1社供給がすでに決まっていたが、ホイールにはBBSに選ばれたということだ。
BBSジャパンは、F1用マグネシウムホイールを世界で初めて開発。30年間F1チームへのホール提供や技術開発力が評価され、今回の契約締結に至った。
1992年に世界初となるマグネシウムホイールを開発。フェラーリから鍛造ホイールより10%の軽量化を条件に使用依頼を受けたところ、20%もの軽量化を成功させた。2000年にはすでに半数のチームがBBS製のマグネシウムホイールを使用。中でも、BBSホイールをはいたフェラーリを駆るミハエル・シューマッハは、2004年まで5年連続チャンピオンに輝く圧倒的な強さを示していた。
BBSホイールは、数多くの国産自動車メーカーにも採用されている。1本1本、人の手と目で精緻に仕上げられるホイールは、普段人の目に触れることがないスポークの裏側までキレイになめらかに仕上げているという。この技術力の高さは、やはり日本の匠のなせる業といえるだろう。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る)
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