南アフリカランド円は、堅調に推移しよう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)

2022年1月13日 17:45

印刷

記事提供元:フィスコ


*17:45JST 南アフリカランド円は、堅調に推移しよう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、南アフリカランド円についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『今週の南アフリカランド円は堅調に推移しよう』と述べています。

続けて、『昨年11月下旬に南アフリカで新型コロナ変異株「オミクロン株」が発生し、各国は南アフリカを含むアフリカ7カ国からの渡航を制限したが、南アフリカでの感染状況がピークを過ぎたこと、オミクロン株が重症化しないことから、米国やドイツが渡航制限を解除した。これにより、経済活動が再開するとの期待が南アランドには支援要因になろう』と伝えています。

次に、『7日に発表された12月米雇用統計の非農業部門就業者数が市場予想や前回を大幅に下回ったことでドル売りが進み、南アランドは押し上げられた。高止まりするインフレを背景に1月27日の南アフリカ中銀会合では、政策金利の引き上げが予想されていることも追い風になっている』と解説しています。

また、『交易関係の深い中国の製造業景況感がやや改善したことも好感されよう。4日に発表された昨年12月の財新中国製造業購買担当者指数(製造業PMI)は50.9と、前月の49.9より1.0ポイント上昇。好不況の判断の目安とされる50を超えて好況圏に再浮上した』と説明しています。

さらに、『アフリカ疾病予防管理センター(CDC)のトップは6日、新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染拡大を防ぐための対策について「厳格なロックダウン(都市封鎖)を用いる時期は終わった」と述べた。南アは昨年12月半ば、1日2万人以上の新規感染者を報告し、21年初めの感染第2波や同年夏の第3波のピーク時を超えた。足元では1万人未満の水準で推移している。第2波、第3波の際に1日300~500人を超えた死者は今回、100人未満になっている』と伝えています。

こうしたことから、陳さんは、南アフリカランド円の今週のレンジについて、『7.25円~7.55円』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の1月12日付「南アフリカランド円今週の予想(1月11日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜《FA》

関連記事