後場の日経平均は281円安でスタート、オリンパスやHOYAが下落

2022年1月13日 12:55

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28484.42;-281.24TOPIX;2005.51;-13.85


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比281.24円安の28484.42円と、前引けから下げ幅を広げてスタート。ランチタイム中の225先物は28470~28530円のレンジで軟調もみ合い。ドル・円は1ドル=114.50~60円前後と朝方から10銭ほど円高水準での動き。アジア市況では上海総合指数が朝高後に失速して軟調に推移しており、香港ハンセン指数も朝高後は失速し前日終値近辺まで上げ幅を縮めている。米長期金利の上昇は一服したものの先高懸念がくすぶるなか、前日買い戻されたグロース(成長)株は再び売り優勢。本日大引け後に決算発表を控えるファーストリテ<9983>が警戒感から売られていることもあり、日経平均は軟調に推移。後場は心理的な節目の28500円を割り込んでスタートしている。その後は同水準を挟んだもみ合いとなっている。

 セクター別では精密機器、サービス業、小売業などが下落率上位に並んでいる一方、鉄鋼、非鉄金属、パルプ・紙などが上昇率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、オリンパス<7733>、リクルートHD<6098>、HOYA<7741>、キーエンス<6861>、ファーストリテ、レーザーテック<6920>などの下落が目立っており、ソフトバンクG<9984>、川崎汽船<9107>、東エレク<8035>、ソニーG<6758>、任天堂<7974>なども軟調。一方、トヨタ自<7203>、日本製鉄<5401>、JFE<5411>、三菱商事<8058>、住友鉱<5713>などが高い。《CS》

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