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大正製薬HDが下値圏から出直る、関節リウマチの新薬候補への期待再燃
記事提供元:日本インタビュ新聞社
■日経平均200円安など全体相場が調整含みのため材料株妙味
大正製薬ホールディングス(大正製薬HD)<4581>(東1)は1月11日、取引開始後に5440円(190円高)まで上げて反発基調となり、下値圏から再び出直る相場となっている。関節リウマチを対象とする新薬候補の開発に関する期待が再燃しているとされ、日経平均200円安など全体相場が調整含みのため材料株として注目する動きが出たようだ。
昨年12月20日、「国内初のナノボディ製剤オゾラリズマブの関節リウマチを対象とした国内第I2/3相臨床試験データを発表」とのニュースリリース(数字はアラビア数字に転記)を出し、注目を集めた。発表によると、ナノボディはベルギーのAblynx社の登録商標で、後天性血栓性血小板減少性紫斑病(aTTP)の治療薬として、ヨーロッパで2018年9月に承認、米国では2019年2月に承認された。国内では大正製薬HDが国内一番手のナノボディ製剤として手掛けている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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