サイエンスアーツは10日ぶりに高い、東証マザーズ指数一段安の中で逆行高

2022年1月6日 12:14

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■「グロース市場」に向け「流通株式比率」の基準充足をめざす

 サイエンスアーツ<4412>(東マ)は1月6日、14%高の7000円(870円高)まで上げる場面を見せて急反発となり、昨5日までの9日続落から大きく出直っている。一方、東証マザーズ指数は3.4%安(30.39ポイント安の897.30ポイント)前後で推移し、昨5日の5.0%安に続いて大幅続落模様となっている。

 同社株は11月24日に新規上場となり、公開価格は1710円、初値は4545円(公開価格の2.7倍)。上場来の高値は1万8690円(12月10日)。しかし、その後は東証マザーズ指数の一段安、12月の新規上場32銘柄という上場ラッシュなどを受け、「値上がりの大きい銘柄ほど換金売りも大きくなる」(株式市場関係者)状況となっていた。

 2022年4月に実施される東証の新市場区分では「グロース市場」への上場を申請し、その上場維持基準のうち「流通株式比率」が基準を充たしていないため、2024年8月末までに基準を充たすよう取り組むと発表している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【小倉正男の経済コラム】総裁選:「ガバナンス改革」が序盤戦の趨勢を決めた(2021/09/05)
【小倉正男の経済コラム】「菅首相は1日でも長く続いて欲しい」という戦術(2021/08/23)
【注目銘柄】三栄建築設計は超割安で年初来高値奪回に再発進、前期に続き今期も業績・増配期待(2021/09/01)
【注目銘柄】デンカは感染爆発止まらず変異株診断キットをテコにリバウンド余地(2021/08/19)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事