トヨタ・モビリティ基金、沖縄県でレンタカー事故削減目指す実証実験

2021年12月11日 08:59

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トヨタ・モビリティ基金によるレンタカー事故対策の実証実験概要(画像: トヨタ自動車発表資料より)

トヨタ・モビリティ基金によるレンタカー事故対策の実証実験概要(画像: トヨタ自動車発表資料より)[写真拡大]

 トヨタ・モビリティ基金は、12月9日から沖縄県にて、レンタカーによる交通事故対策に向けた実証実験を開始した。実験では事故削減に生かすため、走行データを活用する。自動車の貸し借りやカーシェアリングの市場が拡大を続ける中、トヨタブランドとしてレンタカーサービスの安心感を向上させる狙いだ。

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 トヨタ・モビリティ基金は、さまざまな観点から安全と安心のあるモビリティ社会の実現をテーマに、活動している。例えば、高齢ドライバーおよびその家族の安全運転啓発を目的とした、「高齢ドライバードットコム」というWebサイトを運営。愛知県豊田市で行なっている、車両データの活用や事故対策技術の開発を進める「ジコゼロ大作戦」も話題となっている。

 レンタカーサービスの安全性向上をテーマとした今回の実証実験は、トヨタ・モビリティ基金の新たなプロジェクトとなる。実証実験は沖縄県本島にて2021年12月9日から2020年5月31日まで行なう予定。トヨタレンタリース沖縄那覇空港店にてインタラクティブ動画の視聴や、走行データ分析による運転診断などを行なう。

 今回の実証実験でメインになるのは、インタラクティブ動画を通した交通安全啓発活動だ。沖縄県の交通事情や観光地へ向かうルートを踏まえ、事故が起きやすい場所の情報を提供する。動画視聴を促すため、視聴者から抽選で那覇空港の店舗で使えるクーポン贈呈なども予定している。

 さらに運転診断により、フィードバックや事故多発地点などの情報提供も進める。豊田レンタリース沖縄にある20台のレンタカーにデジタルタコグラフを装着。加速状況や急ブレーキなどのデータをタコグラフに集める。

 沖縄県警の協力のもと、過去の事故データとタコグラフのデータを照らし合わせ、安全運転につながる有益な情報を作る方針だ。他にも道路情報や運転診断結果を知らせる車載タブレット用アプリも新規で開発した。運転診断では結果に応じて、抽選で羽田・那覇往復航空券や那覇空港の店舗で使えるクーポン贈呈も予定している。

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