日経平均は143円安、コスト増による企業収益圧迫なども警戒

2021年12月10日 13:38

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記事提供元:フィスコ


*13:38JST 日経平均は143円安、コスト増による企業収益圧迫なども警戒
日経平均は143円安(13時20分現在)。日経平均寄与度では、リクルートHD<6098>、エムスリー<2413>、アドバンテスト<6857>などがマイナス寄与上位となっており、一方、ダイキン<6367>、オムロン<6645>、ファナック<6954>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、サービス業、精密機器、ゴム製品、空運業、医薬品が値下がり率上位、その他製品、保険業、金属製品、機械、鉱業が値上がり率上位となっている。

日経平均はマイナス圏で方向感を欠く動きとなっている。今日の取引開始前に発表された11月の企業物価指数が前年同月比で9.0%上昇と市場予想を上回ったことから、コスト増による企業収益圧迫が懸念され、また、きょう与党税制大綱が決定される予定で、金融所得課税の強化が意識され、株価の重しとなっているとの指摘もある。《FA》

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