神戸・西神リニューアル、そごう跡は2022年4月、プレンティは2023年秋オープンへ

2021年11月14日 16:53

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エキソアレ西神中央(仮称)の開業イメージ(神戸市発表資料より)

エキソアレ西神中央(仮称)の開業イメージ(神戸市発表資料より)[写真拡大]

 神戸市は、地下鉄西神中央駅(西区糀台)周辺で進めている地区リニューアルの進捗状況を公表した。西神中央駅百貨店ビル(旧そごう西神店)は、ショッピングセンターの「エキソアレ西神中央(仮称)」として2022年4月に開業。ショッピングセンターの「プレンティ」は、開業以来の大規模リニューアルを行い、2023年秋ごろにオープンすることを明らかにした。

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 神戸市は人口減少に歯止めをかけ、都市ブランドを向上させる目的で街を再生する「リノベーション神戸」を市内各所で進めている。西区の中心部である西神中央駅周辺でも西区役所の新庁舎、文化施設の建設とともに、商業施設や駅前広場のリニューアルを急いでいる。

 西神中央駅百貨店ビルは、6階建てで延べ床面積約3万平方メートル。2020年8月にそごうが撤退したあと、商社の双日が運営を引き継ぎ、「西神中央駅ショッピングセンター」として1階の食品売り場と5階の飲食フロアだけで営業してきた。

 2022年4月からは上質な生活拠点を目指し、エキソアレ西神中央(仮称)の新名称で全館営業を再開する。2階に生活雑貨の「無印良品」とドラッグストアの「アインズ&トルペ」、3階に家具・インテリアの「ニトリ」、4階にカフェを併設した生活スタイル提案型書店、100円ショップの「ダイソー」が入る。

 プレンティは専門店1番館、専門店2番館、イオンフードスタイル西神中央で構成され、延べ床面積約4万7,000平方メートル。物販、飲食、サービスなど100余りの店舗が入居しているが、ゆったり食事を楽しめるフードコート、育児をサポートするキッズ&ファミリーフロアを新設するなど、1989年の開業以来初となる大規模リニューアルを進めて2023年秋ごろに再オープンする。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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