東芝はヘッジファンドのエリオット・マネジメントの買い増し報道など受け逆行高

2021年10月1日 12:19

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■6月の株主総会でモメた印象のため思惑買いが流入の見方

 東芝<6502>(東1)は10月1日、5%高の4935円(220円高)まで上げた後も180円高前後で推移し、9月27日につけた2015年以来の高値5030円に向けて出直りを強めている。「物言う投資家エリオット、東芝株保有率引き上げ」(ロイターニュース・ニューヨーク/東京30日)と伝えられ、思惑買いが再燃。日経平均が午前10時30分にかけて400円安まで下げる中で逆行高となっている。6月の株主総会でモメた印象があるため思惑買いが入ったとの見方が出ている。

 報道によると、「ヘッジファンドのエリオット・マネジメントは、東芝株の保有を積み増し、東芝の主要株主になったと明らかにした。事情に詳しい関係筋によると、2017年から東芝に投資しているエリオットは最近、保有比率を5%弱に引き上げ、上位10株主に入った」という。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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