ピックルスコーポレーションは22年2月期2Q累計大幅増益、通期も上振れ濃厚

2021年9月29日 08:51

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

(決算速報)  ピックルスコーポレーション<2925>(東1)は9月28日の取引時間終了後に22年2月期第2四半期累計の連結業績(9月24日に利益を上方修正)を発表した。原料の野菜価格が安定的に推移して大幅増益だった。通期予想を据え置いたが上振れが濃厚だろう。収益拡大基調を期待したい。なお新市場区分について9月28日開催の取締役会でプライム市場選択申請を決議した。株価は上場来高値圏だ。利益上方修正に対しては好材料出尽くしの反応となったが、目先的な売り一巡して上値を試す展開を期待したい。

■22年2月期2Q累計大幅増益、通期予想据え置きだが上振れ濃厚

 22年2月期第2四半期累計連結業績は、売上高が前年同期比0.1%増の244億23百万円、営業利益が24.8%増の22億32百万円、経常利益が24.5%増の23億07百万円、親会社株主帰属四半期純利益が26.1%増の16億30百万円だった。

 売上面は外出自粛に伴う家庭内食事機会の増加、健康志向の高まりを背景とする乳酸菌を含む食品としてのキムチの需要継続などで概ね堅調に推移した。利益面は、生産アイテム集約継続などによる生産効率化に加えて、天候が比較的安定し、原料として使用する野菜の仕入価格が想定よりも安定的に推移して計画を上回る大幅増益だった。

 通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が21年2月期比1.0%増の465億円、営業利益が5.1%増の28億50百万円、経常利益が3.9%増の29億40百万円、親会社株主帰属当期純利益が3.7%増の19億円としている。配当予想は21年9月1日付株式2分割遡及換算後で21年2月期と同額の17円50銭(期末一括)である。

 第2四半期累計の進捗率は売上高が52.5%、営業利益が78.3%、経常利益が78.5%、親会社株主帰属当期純利益が85.8%と高水準である。不透明感を考慮して通期予想を据え置いたようだが、上振れが濃厚だろう。積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。

■株価は上値試す

 なお22年4月移行予定の新市場区分について、上場維持基準への適合状況に関する一次判定結果としてプライム市場への適合を確認しており、9月28日開催の取締役会でプライム市場選択申請を決議した。

 株価(21年9月1日付で株式2分割)は上場来高値圏だ。利益上方修正に対しては好材料出尽くしの反応となったが、目先的な売り一巡して上値を試す展開を期待したい。9月28日の終値は2033円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS147円81銭で算出)は約14倍、時価総額は約261億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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