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大東建託は「顔認証システム」を全建設現場で導入、1年で1人あたり252時間の労働時間削減
■現場担当者の業務効率化を実現
大東建託<1878>(東1)グループの大東建設は、セーフィー株式会社が開発した顔認証システム「Safie Entrance(セーフィーエントランス)」を2019年に全ての建設現場に導入した。これにより、1年間で現場担当者1人あたり252時間の労働時間が削減され、業務効率化につながった。
■顔認証システム導入の背景と効果
従来、現場担当者は技能労働者の現場入場記録や、入場に必要な安全関係書類の確認などに1日あたり約1時間を要していた。大東建設では工事担当者の業務効率化を目的として、2019年に顔認証システムを導入したところ、現場に入場する技能労働者の本人確認や事前登録情報(雇用関係、健康診断・資格・保険加入状況など)の確認を自動的に実施することが可能になった。
また、事前登録情報に不備がある技能労働者は顔認証システムで「×判定」となり、現場に入場することができなくなる。これまで現場担当者が毎日行っていた書類確認業務が不要となることで、1人あたり年間で252時間の労働時間削減につながった。さらに、「どの現場に」「どこの技能労働者が」「いつ入場したか」を確認でき、災害リスクが高いとされる高齢・有疾患の技能労働者に対する注意喚起や安全指導の強化が可能となる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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