日経平均VIは小幅に低下、急ピッチな株価上昇一服で警戒感やや後退

2021年9月13日 13:52

印刷

記事提供元:フィスコ


*13:52JST 日経平均VIは小幅に低下、急ピッチな株価上昇一服で警戒感やや後退
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比-0.16pt(低下率0.77%)の20.65ptと小幅に低下している。なお、今日ここまでの高値は21.66pt、安値は20.76pt。

今日の東京株式市場は取引開始後は買いが優勢となる時間帯があったものの、その後はやや売りに押される展開で、日経225先物は取引開始後の買い一巡後は概ね小幅安水準での推移となっている。市場では、このところの日本株の上げピッチが速いことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが継続しており、日経VIは今日も上昇して始まったが、その後の株価上昇一服を受け、警戒感はやや後退している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。《FA》

関連記事