西武渋谷店、パーキング館1階にOMOストア 9月2日に登場

2021年8月27日 17:58

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 そごう・西武は、西武渋谷店(渋谷区宇田川町)に店頭とECで顧客・商品情報が統一されたメディア型OMOストアを、9月2日にオープンさせる。名称は「CHOOSEBASE SHIBUYA(チューズベースシブヤ)」で、製造者が直接消費者に商品を販売するD2Cブランドと協業し、新しい小売りビジネスの創出を狙う。

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 チューズベースシブヤが開設されるのはパーキング館1階。広さは約700平方メートルで、紀伊國屋書店などが出店していた区画を全面的にリニューアルした。内部は展示室、ラウンジなど4つのエリアで構成し、十字路で結ぶ。内装は天井が低く、半地下のような装飾が施されていて、これまでの商業施設と大きく一線を画すようになる。

 2つある展示室エリアはD2Cブランドなど51社の雑貨、衣料品、化粧品、インテリア用品が扱われる。来店客は商品のQRコードを読み取り、スマートフォン上のお買い物バッグに追加してカウンターで提示するだけで決済へ進める。公式オンラインストアでも、ストアと連動した商品を展開する。

 働く女性のためのオーダーウエアブランド「INCEIN」の1号店も登場する。来店客は3Dスキャンボックスで採寸して自分好みにカスタムした衣料品を注文できる。さらに、来店客がくつろげるラウンジも設ける。

 オープン時には、Googleが提供するさまざまなデバイスでYoutubeの新しい楽しみ方を提案する「I DISPLAY music」の特別ブースが設置される。新製品を体感できるブースも置く。

 OMOストアはオンラインとオフラインの融合を意味し、オンラインの中に店舗が存在する。デジタル技術を活用したデータ収集、分析を用い、シームレスな購買体験を提供するのが特徴。コロナ禍で店舗の売り上げが落ちているアパレル業界などで導入の動きが出ている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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