ウィラーや名鉄バス、名古屋の都市部で自動運転バスの実証実験

2021年8月19日 16:44

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名古屋市鶴舞周辺で実証実験が行われる自動運転バス「Nanamobi」(画像:WILLER発表資料より)

名古屋市鶴舞周辺で実証実験が行われる自動運転バス「Nanamobi」(画像:WILLER発表資料より)[写真拡大]

 WILLER(ウィラー)、名鉄バス、名古屋工業大学、イオンタウンは、愛知県名古屋市鶴舞周辺の公道にて、8月18日から10月29日までの約2カ月半にわたり、自動運転バス「Nanamobi」の実証実験を行う。実験は完全予約制だが一般利用者も乗車が可能となる。

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 人が乗る自動運転バスが、長期的に都市部を走行するのは全国初の試みという。ハンドルやブレーキ、アクセルがない完全自動運転車を一般利用者が体験できるのは、9月15日から10月29日までのおよそ1カ月半で、乗車料金は無料だ。

 運行に利用される自動運転バスは、フランスのNAVYA社製「ARMA」。NAVYA社は、渋滞や大気汚染、ドライバー不足など様々な交通課題の解決をミッションとして、自動運転ソリューションの開発に取り組んでいる。これまで「自動運転シャトルバス」や「自動運転トーイングトラクター」を世界20カ国以上に導入した実績を持つ。

 今回導入された自動運転バスは、直進、加減速、停止、右左折をシステムがすべて自動で行い走行する。ただし、安全のためセーフティオペレーター(運転者)と保安員が同乗する。

 バスにはセーフティオペレーターと保安員を含め14名乗車できるが、今回の実験では、安全性を考慮して8名を定員にするという。時速19kmで走行可能で、乗車の際は、必ず着席してシートベルトの着用が義務付けられる。

 バスのカラーは、運行会社の名鉄バスを思わせる赤と白のツートンカラーが印象的。運行区間は、イオンタウン千種と、名古屋工業大学及び名古屋大学医学部を結ぶ2ルートが設定されている。

 試乗予約は先着順となり、ウィラーの特設サイトから受け付けている。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る

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