NY債券:米長期債相場は反発、8月ミシガン大学消費者信頼感指数は急低下

2021年8月14日 06:41

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記事提供元:フィスコ


*06:41JST NY債券:米長期債相場は反発、8月ミシガン大学消費者信頼感指数は急低下
13日の米国長期債相場は反発。この日発表された8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は、7月の81.2から70.2まで急低下したことが、債券利回りの低下につながった。8月の速報値は約10年ぶりの低水準。新型コロナウイルスのデルタ変異株の感染拡大が信頼感の低下につながったようだ。8月18日公表予定の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨(7月開催分)の内容を確認したいとの理由で債券先物を買い戻す動きが広がったことも、長期債利回りの低下を促した。10年債利回りは、1.357%近辺から取引終了時点にかけて1.277%近辺まで低下した。

イールドカーブは、フラットニング気配。2年−10年は+107.30bp近辺、2−30年は+172.50bp近辺で引けた。2年債利回りは0.21%(前日比:-1bp)、10年債利回りは1.28%(同比:-8bp)、30年債利回りは、1.93%(同比:-7bp)で取引を終えた。《MK》

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