日経平均VIは小幅に上昇、株価伸び悩みで午後はやや警戒感高まる

2021年8月10日 13:51

印刷

記事提供元:フィスコ


*13:51JST 日経平均VIは小幅に上昇、株価伸び悩みで午後はやや警戒感高まる
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比+0.15pt(上昇率0.77%)の19.70ptと小幅に上昇している。なお、今日ここまでの高値は19.84pt、安値は18.57pt。

3連休明けとなった今日の東京株式市場は買いが先行し日経225先物は上昇して始まった。取引開始後に日経225先物は上げ幅を広げる動きとなり、市場心理が改善し、日経VIは低下した。ただ、買いの勢いは続かず、日経225先物が午前の中頃から伸び悩むと、日経VIは低下幅を縮め、午後はボラティリティーの高まりを警戒するムードがやや高まり、日経VIは上昇に転じた。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。《FA》

関連記事