セブン&アイ、大阪・松原市の「セブンパーク天美」を11月開業へ

2021年8月4日 16:28

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セブンパーク天美の開業イメージ(セブン&アイホールディングス発表資料より)

セブンパーク天美の開業イメージ(セブン&アイホールディングス発表資料より)[写真拡大]

 セブン&アイ・ホールディングスは4日、大阪府松原市天美東で計画している大型複合商業施設「セブンパーク天美」を、11月に開業すると決めた。開業当日は約520インチの大型LEDビジョンを使ったオープニングイベントを地域と一体になって開催する。

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 セブンパーク天美は、松原市土地区画整理事業で開発された約6万7,000平方メートルの敷地に、5階建ての施設を建設。1~3階が店舗、4、5階と屋上が駐車場になり、駐車場約2,100台分、駐輪場約1,100台分が確保される。

 屋外イベントのメーン会場となり、米ニューヨーク・ブルックリンのコニーアイランドをモデルにした公園や、「ニューまったら横丁」と命名されるカウンター席中心の食物販ゾーン、ハワイの街並みを体感できるフードコート、パーティーなどへの活用が可能なレンタルルームなどが登場する。

 出店する店舗は約200店になる見通し。食品スーパーの「ライフ」、シネマコンプレックスの「TOHOシネマズ」、玩具・ベビー用品の「トイザらス・ベビーザらス」、家電量販店の「ジョーシン」、生活雑貨の「ロフト」、書籍の「丸善」、バラエティスポーツ施設の「VSパーク」などの出店が決まっている。

 開業当日はドローンによるライブショー、ゲームイベント、地元の食品や商品やPRする地産地消イベント、ボーカロイドが歌う施設のオリジナルソング発表会、大型LEDビジョンを使ったイベントなど多彩なプログラムが予定され、施設と地域のPRを進める。

 施設の整備が進められているのは、近鉄南大阪線の河内天美駅から歩いて10分の国道309号、阪神高速6号大和川線が交差する付近。阪南大学のキャンパスやスポーツパークまつばらなどが近くにあり、大阪市や堺市のベッドタウンとしても注目されている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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