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日経VI:上昇、株価にらみながら市場心理揺れる
記事提供元:フィスコ
*16:00JST 日経VI:上昇、株価にらみながら市場心理揺れる
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は16日、前日比+0.61pt(上昇率3.21%)の19.63ptと上昇した。なお、高値は20.82pt、安値は18.05pt。今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。株価下落を受け、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが高まり、日経VIは、午前は一時、不安心理の高まった状態の基準とされる20ptを上回った。ただ、午後は日経225先物が下げ渋り、警戒感が緩和し、日経VIは一転、低下に転じる場面もあった。取引終了にかけて日経225先物が弱含むと、結局、日経VIは再び上昇して本日を終えた。株価の推移をにらみながら、市場心理が揺れた一日となった。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。《FA》
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