米国株見通し:下げ渋りか、金融緩和長期化に思惑継続

2021年7月16日 11:20

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記事提供元:フィスコ


*11:20JST 米国株見通し:下げ渋りか、金融緩和長期化に思惑継続
(11時10分現在)

S&P500先物      4,342.88(-9.12)
ナスダック100先物  14,743.50(-44.00)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は50ドル安。NY原油先物(WTI)は安値圏で推移し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


15日の取引で主要3指数はまちまち。ナスダックは3日続落だが、ダウは53ドル高の34987ドルで取引を終えた。この日発表された新規失業保険申請件数の減少で雇用情勢の改善傾向を好感した買いが先行。また、前日同様に議会証言に臨んだパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長によるハト派姿勢も、買いを後押し。ただ、過去最高値圏での推移を受け、調整売りが重石に。特にハイテク関連の利益確定売りが、指数を下押しする場面もあった。


本日は下げ渋りか。FRBによる緩和政策の長期化に思惑が広がり、買い入りやすい地合いが続きそうだ。今晩注目される小売売上高はマイナスの継続が予想されるが、前月から改善すれば回復期待を背景に景気敏感株などへの買戻しが見込まれる。来週から本格化する決算発表を前に、全般的に調整による売り買いとなろう。長期金利の低下で金融関連への売りが強まる半面、原油相場が持ち直せばエネルギー関連への買戻しが指数の下げを抑制しそうだ。《TY》

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