後場の日経平均は198円安でスタート、東京エレクトロンや信越化が安い

2021年7月8日 13:08

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28168.84;-198.11TOPIX;1930.42;-7.26


[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比198.11円安の28168.84円と午前の終値より下げ幅を拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は下げ幅拡大。アジア市場は値下がり目立つ。為替は1ドル=110円60銭近辺と朝方から横ばいで推移。午前の日経平均は、米国市場でナスダックが伸び悩みした流れを引き継ぎ続落でスタートした。寄り付き後は指数に寄与度の高い銘柄が軟調な推移となり、日経平均は下げ幅を拡大し、続落で午前の取引を終了した。後場の日経平均は午前の終値より下げ幅を拡大してスタート後は、弱含みしている。午前に引き続き、ファーストリテイリング<9983>が1320円安、東京エレクトロン<8035>が1280円安など、指数に寄与度の高い銘柄の下落が相場の重しとなっているようだ。なお、午前のTOPIXの下落率はマイナス0.23%となっており、日経平均のマイナス0.55%と比較して、しっかりした値動きとなっている。

 セクター別では、鉱業、その他製品、空運業、ガラス・土石製品などが下落率上位となっており、一方、保険業、機械、倉庫・運輸関連業、海運業が上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、任天堂<7974>、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン、ファーストリテイリング、信越化<4063>が安く、ダイキン工業<6367>、イオン<8267>、日立<6501>、KDDI<9433>、JR東<9020>が高い。《CS》

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