米国株見通し:上げ渋りか、金利や商品を注視

2021年6月8日 15:02

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記事提供元:フィスコ


*15:02JST 米国株見通し:上げ渋りか、金利や商品を注視
(14時50分現在)

S&P500先物      4,226.12(+0.62)
ナスダック100先物  13,823.00(+18.75)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高。NYダウ先物は40ドル安、NY原油先物(WTI)は失速し、本日の米株式市場は高安まちまちで寄り付きそうだ。


7日の取引で主要3指数はまちまち。ナスダックは続伸したが、ダウはS&Pとともにマイナスへ転じ、126ドル安の34630ドルで取引を終えた。具体的な材料が乏しいなか、新型コロナウィルスのワクチン接種の進ちょくや経済の正常化を見極める展開に。景気敏感株が相場をけん引する場面もあったが、ダウは失速。半面、連邦準備制度理事会(FRB)による資産買入れの段階的縮小(テーパリング)観測の後退で金利安に振れ、ハイテク株が買われた。


本日は上げ渋りか。引き続きFRBの緩和方針維持への思惑が広がるなか、長期金利の低下により株買いに振れやすい見通し。また、ワクチンの進展で安心感が続き、正常化を先取りした買いを支援しよう。ただ、10日に発表される消費者物価指数は強い内容が予想され、金利安が抑えられれば買い縮小の可能性も。一方、原油など商品相場が全般的に軟調地合いとなり、リスク選好の買いは限定的。仮想通貨ビットコインは持ち直しが進まず、警戒感は根強い。《TY》

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