【株式市場】ワクチン接種拡大後への期待強まり日経平均は5日続伸、前場安かったTOPIXも高い

2021年5月26日 16:47

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万8642円19銭(88円21銭高)、TOPIXは1920.67ポイント(1.15ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億9663万株

 5月26日(水)後場の東京株式市場は、JR東日本<9020>(東1)や日本航空<9201>(東1)が一段とジリ高基調になり、三井不<8801>(東1)などの不動産株も一段ジリ高。新型コロナワクチンの接種拡大によるヒトの移動や経済活動の回復期待が投影され、オリエンタルランド<4661>(東1)も一段高。日経平均は一段強含んで始まり、上げ幅100円台で値を保ち、大引けは5日続伸となった。

 後場は、キャリアインデックス<6538>(東1)やセレスポ<9625>(JQS)が一段高となり、ワクチンの接種拡大後への期待が波及。リミックスポイント<3825>(東2)は仮想通貨の急落が一服したことなどを受け出直り、ケアネット<2150>(東マ)は中期経営ビジョンが連日好感され連日最高値。

 東証1部の出来高概算は10億9664万株(前引けは5億3296万株)、売買代金は2兆4138億円(同1兆1474億円)。1部上場2192銘柄のうち、値上がり銘柄数は768(前引けは721)銘柄、値下がり銘柄数は1308(同1336)銘柄。

 また、東証33業種別指数は11業種(前引けも11業種)が値上がりし、値上がり率上位は、空運、陸運、サービス、化学、電機機器、その他製品、機械、医薬品、輸送用機器、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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