建設技術研究所は21年12月期1Q大幅増益、通期減益予想据え置きだが保守的

2021年5月12日 09:22

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

(決算速報)  建設技術研究所<9621>(東1)は5月11日の取引時間終了後に21年12月期第1四半期連結業績を発表した。受注が堅調に推移して大幅増収増益だった。通期減益予想を据え置いたが保守的だろう。防災・減災対策やインフラ老朽化対策など国土強靭化計画の推進で事業環境が良好であり、収益拡大を期待したい。株価は年初来高値圏から一旦反落したが、第1四半期の大幅増益を評価して上値を試す展開を期待したい。

■21年12月期1Q大幅増益、通期減益予想据え置きだが保守的

 21年12月期第1四半期連結業績は売上高が前年同期比10.5%増の127億41百万円、営業利益が3.7倍の4億41百万円、経常利益が3.8倍の5億01百万円、四半期純利益が4.6倍の3億26百万円だった。

 グループ全体の受注高は28.1%増の207億21百万円だった。国内は防災・減災対策やインフラ老朽化対策など国土強靭化計画の推進で順調だった。海外は東南アジアで複数の大型案件を受注した。また英国も受注環境好転に向けて明るい兆しが見え始めた。

 通期予想は据え置いて、受注高が20年12月期比3.1%減の670億円、売上高が2.8%増の670億円、営業利益が3.6%減の49億円、経常利益が6.1%減の49億円、親会社株主帰属当期純利益が9.6%減の33億円としている。

 新型コロナウイルスの影響などを考慮して減益予想としているが保守的だろう。防災・減災対策やインフラ老朽化対策など国土強靭化計画の推進で事業環境が良好であり、収益拡大を期待したい。

■株価は上値試す

 株価は年初来高値圏から一旦反落したが、第1四半期の大幅増益を評価して上値を試す展開を期待したい。5月11日の終値は2497円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS233円38銭で算出)は約11倍、時価総額は約354億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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