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米国株見通し:底堅い値動きか、緩和継続観測で買いを後押し
記事提供元:フィスコ
*15:09JST 米国株見通し:底堅い値動きか、緩和継続観測で買いを後押し
(14時50分現在)
S&P500先物 4,178.12(-7.63)
ナスダック100先物 13,761.38(-28.62)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は40ドル安。NY原油先物(WTI)は上げ渋り、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
3日の取引で主要3指数はまちまち。ナスダックは続落したが、ダウはプラスに転じ238ドル高の34113ドルで取引を終えた。この日注目されていたISM製造業景況指数は予想に反して前回を下回り、回復期待は後退。ただ、景気の好不況の境目である50を大きく超えたことで買いが先行した。また、企業決算での好業績で株価の割高感が弱まっており、利益確定売りに押されたハイテクなどを除き全般的に買いが入りやすい地合いとなった。
本日は底堅い値動きか。ISM製造業は雇用指数も低調な内容となり、7日発表の雇用統計の改善期待は一服し買いは慎重になりそうだ。ただ、サンフランシスコとダラスの連銀総裁の発言機会があり、楽観的な景気認識が示されるものの、緩和政策の長期化への思惑が買いを後押しする見通し。また、企業の好決算が続くなか、積極的な買いも見込まれる。今晩はファイザーやシスコ、プルデンシャルなど有力企業の業績が注目され、指数に寄与しそうだ。《TY》
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