27日のNY市場はまちまち

2021年4月28日 06:42

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;33984.93;+3.36Nasdaq;14090.21;-48.56CME225;29055;+65(大証比)

[NY市場データ]

27日のNY市場はまちまち。ダウ平均は3.36ドル高の33984.93ドル、ナスダックは48.56ポイント安の14090.21で取引を終了した。バイデン大統領が今週予定している議会演説でインフラ・社会保障に加え法人税、所得税などの税率引き上げの詳細が発表される見込みで、警戒感から寄り付き後、下落した。その後発表された4月の消費者信頼感指数がパンデミック以前の水準を回復したため、回復期待を受けた買いが再燃し、上昇に転じた。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)が開催している連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を明日に控えて様子見気配も強く、ダウは小幅上昇にとどまった。セクター別では運輸やエネルギーが買われた一方、自動車・自動車部品が大きく売られた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円高の29055円。ADRの日本株はトヨタ<7203>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、ファーストリテ<9983>、HOYA<7741>、富士通<6702>、資生堂<4911>など、対東証比較(1ドル108.71円換算)で全般しっかり。《FA》

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