21日の香港市場概況:ハンセン1.8%安で4日ぶり反落、安踏7.7%下落

2021年4月21日 18:00

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記事提供元:フィスコ


*18:00JST 21日の香港市場概況:ハンセン1.8%安で4日ぶり反落、安踏7.7%下落
21日の香港市場は、主要55銘柄で構成されるハンセン指数が前日比513.81ポイント(1.76%)安の28621.92ポイントと4日ぶりに反落し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が197.35ポイント(1.78%)安の10888.52ポイントと続落した。売買代金は1543億5400万香港ドルとなっている(20日は1957億1100万香港ドル)。


投資家のリスク回避スタンスが強まる流れ。インドなど新興国を中心に一部エリアで新型コロナウイルス感染が再び深刻化するなか、世界経済の回復が後ずれすると不安視された。世界保健機関(WHO)の最新統計によれば、世界の新規感染は先週まで8週連続で増加し、過去最多を記録している。昨夜の欧米株安、原油や非鉄の市況安も投資家心理を冷やした。(亜州リサーチ編集部)


ハンセン指数の構成銘柄では、スポーツシューズ生産・販売の安踏体育用品(ANTAスポーツ・プロダクツ:2020/HK)が7.7%安、石油・化学大手の中国石油化工(サイノペック:386/HK)が5.9%安、火鍋チェーン最大手の海底撈国際HD(ハイディラオ・インターナショナル・ホールディング:6862/HK)と飲食ポータルサイトの美団(メイトゥアン:3690/HK)がそろって3.9%安と下げが目立った。安踏に関しては、「筆頭株主が保有株の一部をディスカウント価格で売却する」と朝方発表されたことがネガティブ。出来高は概算1億3174万株に膨らんだ(20日は809万株)。


セクター別では、石油生産・化学工業や掘削のエネルギー関連が安い。上記した中国石油化工のほか、中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が2.5%、中国石化上海石化(サイノペック上海石化:338/HK)が2.0%、中海油田服務(2883/HK)が5.0%ずつ下落した。


レアアース・非鉄セクターも急落。新疆新キン鉱業(3833/HK)が6.3%安、五鉱資源(1208/HK)が3.2%安、洛陽モリブデン集団(3993/HK)が2.3%安、中国稀土HD(チャイナ・レア・アース:769/HK)が2.2%安で引けた。非鉄市況の軟化、当局による原材料価格の監視強化方針が売り材料視されている。

空運セクターもさえない。中国南方航空(1055/HK)が3.2%安、中国国際航空(753/HK)が2.2%安、国泰航空(キャセイ航空:293/HK)が2.1%安、中国東方航空(670/HK)が1.9%安で取引を終えた。


半面、業績動向を手がかりにした物色はみられる。半導体パッケージング・テスティング機器大手のASMパシフィック・テクノロジー(522/HK)が18.2%高と急伸。同社の四半期決算は、純利益が22倍に拡大している。携帯通信キャリア中国最大手の中国移動(チャイナ・モバイル:941/HK)も0.2%高としっかり。1〜3月期決算は2%増益となり、市場予想を上回った。


一方、本土市場は小幅続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.01ポイント安の3472.93ポイントで取引を終了した。空運株が安い。エネルギー株、素材株、自動車株、防衛関連株、半導体株、発電株、インフラ関連株、保険株なども売られた。半面、銀行株は高い。医薬品株、海運株、食品飲料株、不動産株も買われた。

亜州リサーチ(株)《FA》

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