キョーリン製薬HDはジリジリ値を戻す、新薬発売に注目集まる

2021年4月21日 12:25

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■間質性膀胱炎治療剤「ジムソ膀胱内注入液50%」

 キョーリン製薬ホールディングス(キョーリン製薬HD)<4569>(東1)は4月21日、朝方の188円(14円安)を下値に持ち直し、11時過ぎには1895円(前日比変わらず)まで浮上している。11時、「間質性膀胱炎治療剤「ジムソ膀胱内注入液50%」の新発売について」を発表し、注目されている。

 21日の午前11時、子会社・杏林製薬株式会社が間質性膀胱炎治療剤「ジムソ膀胱内注入液50%」を同日付けで新発売したと発表した。

 同病にかかわる国内で治療中の患者数は、2013年の調査では約4500人であることが報告されており、希少疾患の一つとされている。推奨グレードA(行うよう強く勧められる)に該当する確立された治療法はない。また、現在、国内で保険適用を有する治療法は膀胱水圧拡張術のみであり、保険診療上の治療選択肢は限られているという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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