関連記事
ソーバルは22年2月期増収・大幅営業増益予想
(決算速報) ソーバル<2186>(JQ)は4月12日の取引時間終了後に21年2月期連結業績を発表した。主要顧客からの業務縮小などで減収減益だが、コスト削減効果などで各利益は従来予想を上回って着地した。22年2月期は新規顧客との取引規模拡大などで増収・大幅営業増益予想としている。配当は40周年記念配当を加えて連続増配予想とした。収益拡大を期待したい。株価は下値を切り上げてモミ合い上放れの動きを強めている。大幅営業増益予想を好感して出直りを期待したい。
■21年2月期減益だが計画超、22年2月期大幅営業増益予想
21年2月期の連結業績は、売上高が20年2月期比9.7%減の75億31百万円、営業利益が60.3%減の2億51百万円、経常利益が13.7%減の5億57百万円、親会社株主帰属当期純利益が13.2%減の3億78百万円だった。配当は2円増配の32円(第2四半期末16円、期末16円)とした。
主要顧客からの業務縮小で減収減益だった。ただしコスト削減効果、雇用調整助成金の期間延長などで各利益は従来予想を上回って着地した。
四半期別に見ると、第1四半期は売上高18億87百万円で営業利益1億42百万円、第2四半期は売上高17億58百万円で営業利益0百万円、第3四半期は売上高19億04百万円で営業利益39百万円、第4四半期は売上高19億82百万円で営業利益70百万円だった。
22年2月期の連結業績予想は、売上高が21年2月期比7.5%増の81億円、営業利益が130.4%増の5億80百万円、経常利益が7.6%増の6億円、親会社株主帰属当期純利益が0.7%減の3億76百万円としている。配当予想は1円増配の33円(第2四半期末16円、期末17円=普通配当16円+40周年記念配当1円)である。連続増配となる。
前期に開拓した新規顧客との取引規模拡大などで増収・大幅営業増益予想としている。新規技術分野の取引拡大も推進する。収益拡大を期待したい。
■株価はモミ合い上放れの動き
株価は安値圏だが、下値を切り上げてモミ合い上放れの動きを強めている。22年2月期大幅営業増益予想を好感して出直りを期待したい。4月12日の終値は961円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS47円79銭で算出)は約20倍、時価総額は約78億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【特集】「トリプル・ブルー」となった割安株、個人投資家の参戦余地は?(2021/02/01)
・【編集長の視点】京阪神ビルは高値期日一巡を先取り業績上方修正・増配を買い直して反発(2021/03/16)
・【小倉正男の経済コラム】米国はコロナ禍で起業ラッシュ、日本は?(2021/02/08)
・朝日ラバーは調整一巡、22年3月期収益回復期待(2021/03/30)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
- ニーズウェル 学生が選ぶキャリアデザインプログラムアワード入賞のインターンシッププログラムをサポート 4/19 17:41
- あおぞら銀行など/来週の買い需要 4/19 17:36
- バルテス・ホールディングス 画面の自然言語から対象オブジェクトの要素パスを取得する技術で特許を取得 4/19 17:33
- コレック さらなる事業拡大を目指し、採用人数を拡大 4/19 17:31
- カラダノート 生成AIを活用した独自の「テレマーケティングAIアシスタント」を開発 4/19 17:26