NY外為:ポンド売り、英中銀ハト派バイアスで

2021年3月19日 00:13

印刷

記事提供元:フィスコ


*00:13JST NY外為:ポンド売り、英中銀ハト派バイアスで
英中銀は金融政策決定会合で、市場の予想通り政策金利を0.10%、債券購入プログラム規模を8950(国債8750/社債200)億ポンドに据え置くことを決定した。2%の物価上昇へ大幅進展なければ金融引き締めはないと、ハト派バイアスを保った。インフレ期待は十分に抑制されているとし、インフレ見通しが弱まれば、MPCは行動をとる用意があると言及。ポンド売り圧力となった。

ポンド・ドルは1.3960ドルから1.3898ドルまで下落。ポンド円は152円33銭から151円72銭まで下落した。ユーロ・ポンドはロンドン市場の安値0.8533ポンドから0.8572ポンドまで上昇した。
【金融政策】
・英中銀
・政策金利を0.10%に据え置きとすることを決定
・債券購入プログラム規模を8950(国債8750/社債200)億ポンドに据え置き決定
「2%の物価上昇へ大幅進展なければ金融引き締めはない」
「インフレ期待は十分に抑制されている」
「インフレ見通しが弱まれば、MPCは行動をとる用意」
「回復期の需給、引き続き非常に不透明」《KY》

関連記事